ガラスが登場する作品

案外出てこないガラス関連の作品

ガラスが出てくる作品……というと思いのほか、出てきません。
小説、童話、漫画、アニメ、映画等探してみたのですが……ないなぁ。

タイトルに「ガラス」と付くものなら漫画の「ガラスの仮面」やドラマの「ガラスの家」、「硝子の少年」といった作品名は出てきます。しかしこれらは「ガラスという言葉の印象やモチーフ」が重要になってくるのですよね。壊れやすさや脆さ、目に見えないこと、透明なことといった意味などが。連想するイメージから扱いやすいと思いますが。
ガラスの何か、といったアイテムが登場する作品は、検索してもそう出てきません。

やっと引っかかったものがアニメの「ガラスの艦隊」でした。文字通りガラスの戦艦が出てくる作品です。SFなのかと思いきや、よくわからない世界観のアニメだった覚えがあります。2006年の作品です。ガラスの戦艦は最終的に粉々になっていたような。うろ覚えです。無事だったかな? 砕けたガラスの修理は行われていたかどうか……うーん?

ドラマ「鍵のかかった部屋」の原作が「硝子のハンマー」という小説なのですが、残念なことにドラマも原作も未読! ガラスのハンマーが実際に登場したのかどうか気になるところです。
(好奇心が勝ってしまい、ネタバレを読みました。タイトルの秀逸さに唸ってしまいますね。たしかに、これはガラスのハンマー!)

「シンデレラ」のガラスの靴

ここまで「ガラスの出てくる作品ってないかな~?」と頭をひねっていて、最後に思い出したのは、童話「シンデレラ」でした。「灰かぶり」や「サンドリヨン」です。さまざまな作者によるバリエーションがあるため(一番古いバリエーションは、なんと紀元前1世紀のころにあります)、「ガラス」が一切関わらないものもあるのですが…

ペローやグリム兄弟のバージョンではなく、ディズニー映画の「シンデレラ」がやっぱり有名です。グリム童話は、姉たちが踵やつま先を切り落としたり、最後に鳥が姉の目を潰したりとやっぱり残酷。ただ、グリム童話も7版まであってコロコロ変わっているようですが……ガラスの靴ではありません。

ちなみに、「ガラスの靴」をモチーフにしたドラマも日本にあったようですね。あらすじを読む限りでは、かなりドロドロした内容だった様子…。

ガラス修理は窓猿